「個人ブログはもはやオワコンだよ」
──そんな言葉を聞くたびに、心の奥に冷たい恐怖感が走る。
ブログアフィリエイトで10年食ってる僕自身もその現実に怯えている。
自分が積み上げてきた記事が、ある日突然すべて無価値になるんじゃないかと不安でたまらない。
それでも僕は、ブログを続けざるを得ない。
生活のため、資金づくりのため。
この記事では、「ブログはオワコンなのか?」という問いを2025年時点の現実として掘り下げる。
個人ブログ、雑記ブログ、トレンドブログ、それぞれの現状を整理しつつ、今でも通用する収益化の方法があるのかどうかを考えてみたい。
「ブログはオワコン」と言われる理由
2025年現在、Googleの検索結果はもはや意味不明だ。
最初に目に入るものが「AIによる要約」になり、広告ページのずーっと下に「検索1位の記事」がようやく表示される。
僕自身も恐怖を感じるブログオワコン化の理由を整理すると、いくつかの現実が見えてくる。
- SEOの競争が激化:強いドメインが検索上位を独占し、個人ブログの新規参入が難しい。
- AI・ChatGPTの台頭:検索結果に要約が増え、クリックそのものが減少。
特に2025年は「chatgpt ブログ オワコン」と感じる声も増えている。 - SNSへのシフト:雑記ブログで拾っていたようなライトな情報はXやYouTubeで消費されるようになった。
- トレンド記事の寿命短縮:トレンドブログは一瞬のアクセスは集めるが、長期的な収益化にはつながらない。
- 副業ブームの飽和:同じような記事が氾濫し、差別化が困難になっている。
僕自身もこれらの要因に日々不安を感じている。
記事を積み上げても、ある日突然順位が吹き飛ぶ恐怖が常につきまとっている。
オワコンなブログの特徴
確かに「これはもうオワコンだ」と思わざるを得ないブログもある。
典型的な特徴は以下の通りだ。
- 誰が書いても同じ内容で、表面的な量産記事
- 商標キーワードだけを狙ったペラサイト
- 雑記ブログのようにテーマが散漫で専門性がない
- Google検索に100%依存し、他の導線がない
- 読者の疑問に答えず、アフィリンクだけ貼って終わり
- 更新が止まり、資産にならない
こうしたブログは確かに「オワコン」と言われても仕方がない。
僕自身も過去にこの形に近い運営をして、結果的に消耗した経験がある。
まだ通用するブログの特徴
一方で、今でもしっかり読まれ、収益を生み続けているブログもある。
その特徴を挙げると次の通りだ。
- 実体験や生活に根ざした具体的レビュー(個人ブログでも差別化可能)
- ロングテールで拾われる検索流入を意識した記事
- SNSやメルマガと連動し、Google依存ではない導線設計
- 「誰が書いたか」が分かる物語性や専門性を前面に出している
- トレンドブログでも、自分の視点や体験を絡めれば資産化の可能性がある
- デメリットも正直に書き、代替案まで提示する
- 長期的にアクセスを集め、記事自体が収益化の資産となる
こうしたブログは「オワコン的なやり方」とは一線を画し、今も確かに価値を持っている。
オワコンなブログと、生き残るブログの違い
項目 | オワコンなブログ | 生き残るブログ |
---|---|---|
記事内容 | 誰が書いても同じ、表面的な量産記事 | 実体験や生活に根ざした具体的レビュー |
検索依存度 | Googleだけに依存、順位変動に弱い | SNSやメールなど複数の導線を持つ |
差別化 | 雑記ブログでテーマが散漫 | 専門性や「誰が書いたか」が伝わる物語性 |
価値提供 | アフィリンクだけ貼って終わり | デメリットも正直に書き、代替案まで提示 |
継続性 | トレンドブログ的に短期で消耗 | 長期的に読まれる収益化記事へ |
この比較を見ると分かるように、「ブログそのものがオワコン」なのではなく、オワコンなのは“やり方”だ。
2025年になっても、この差はますます大きくなっている。
僕自身の恐怖と現実
正直に言うと、僕はまだ「オワコン的なやり方」にしがみついている部分がある。
サーチコンソールを眺めて順位に一喜一憂し、ASPの管理画面を何度も更新しては落ち込む。
GoogleやChatGPTに振り回される日々から抜けられていない。
それでもブログを続けざるを得ない。
生活のため、資金づくりのためだ。
頭では「このままでは消耗する」と分かっていながら、現場からは離れられない。
その苦しさこそが、僕にとっての「ブログ オワコン」という言葉の重みだ。
まとめ
「ブログはオワコンか?」という問いに、僕が出した答えはこうだ。
オワコンなのはブログではなく、オワコンなやり方だ。
個人ブログや雑記ブログが収益化できないと言われるのは、やり方が古いからだ。
一方で、実体験に基づいたレビューや読者目線の情報提供、物語性のある記事は今も通用する。
トレンドブログですら、やり方次第で収益化できる可能性は残されている。
僕は恐怖を感じながらも、そこに希望を見出している。
ブログを続けざるを得ない僕だからこそ、「オワコン的なやり方」と「まだ通用するやり方」の境界をこれからも探っていきたい。